ネコ吉との出会い
捨てられていた子猫
2014年の10月、後にネコ吉となる子猫は、ダンボールに入れられてとある公園の前の道端に置かれていました。
既に目は開いていましたが、まだ生まれて間もない、手のひらに乗るほどの小さい子猫でした。
発見したドラ吉の母は、その状況から一目見て捨て猫だと悟り、我が家で保護する事に‥。
この日ドラ吉は勤めている会社での勤務を終えて家に帰り、そこで初めて我が家に家族が増えた事実を知ったわけです‥
それはもう驚きました。。。
これまでドラ吉の母は数匹の子犬を保護してきましたが、今度は猫‥
そのうち母は草むらでバッタでも捕まえてきて、「かわいそうだから家で飼う」などと言ってくるんじゃないかと心配になったほどです‥。
ドラ吉が初めて会った時、その子猫は今は使っていない犬小屋の中にいました。
その子猫はドラ吉の気配を感じると、すぐにくりっくりのおめめを向けてニャー、ニャーと泣き出しました!
ドラ吉は一瞬でその子猫の虜になってしまいました。
そしてドラ吉はその場でその子猫に「ネコ吉」と命名‥。
その子猫はメスだった事もあり、家族にはだいぶ反対され、「ふざけるな!」と怒られましたが、ドラ吉にとってその子猫は一目見た瞬間からネコ吉だったのです‥
その後、どうにかこうにか家族を説得し、その子猫は晴れて「ネコ吉」となる事が出来ました!
ドラ吉「ネコ吉〜♪」
ネコ吉「ニャ〜」
ドラ吉の決断
ネコ吉の名前が決まると、次にドラ吉は居間の隅に、家にあったダンボールで小さな小部屋を作りました。(現在は別の場所にいます)
ネコ吉は初めて家に来た日は少し怯えた様子でしたが、2日目からは誰かが近づく度にニャー、ニャーと泣きながら寄って来て、その姿にもうドラ吉はメロメロでした♪
しかし、困った事もありました‥
先にも話した通り、我が家ではこれまで数匹の子犬を保護し、現在でも14歳になるワンコを飼っていますが、これまで猫を飼育した経験がありません。。。
お恥ずかしい話、どのように面倒を見てあげればいいのか、何をしてあげれば良いのかがドラ吉達には良く分かりませんでした。
特にネコ吉はまだ手のひらに乗るほど小さかったので、せっかく助けた命も下手な面倒で死なせてしまっては元も子もなく、元の飼い主の方の「この子の命を誰かに拾ってほしい」と言う希望も裏切ってしまうことになります。
実は我が家では10年ほど前に、まだ目も開いていない瀕死の子犬を保護しましたが、必死の世話も虚しく助けられなかった事がありました。
小さな小さなネコ吉を見たドラ吉は、その当時の悲しい記憶が蘇り、絶対にこの子は死なせるわけにはいかないと、より多くの方から意見を貰う事にしました。
そしてドラ吉は自らが開設していたYoutubeのチャンネルで、登録者の方々に問いかける事に‥。
当時ドラ吉のチャンネルには数千人の方が登録をしてくれていたので、これだけ多くの方がいるならば、猫を飼っている人もいっぱいいるはず‥。
‥しかし、ドラ吉はこれまで動画内で一切顔出しをした事がありません。
謎の動画投稿者の頼みなど、本当に真剣に聞いてくれる人がいるのか‥。
ドラ吉は悩みました‥。
顔出しをした上で皆さんにお願いをするか、顔出しはしないでお願いをしてみるか‥
ただ、ドラ吉にとって、自らのチャンネルで顔出しをする事には2つの大きなリスクがありました。
一つは突然顔を出して私的な動画を上げる事で、これまでのドラ吉のイメージが大きく損なわれて今度動画を出す事が難しくなる事‥
そしてもう一つは、チャンネルの規模がそれなりに大きくなって来ていたので、顔出しをする事でドラ吉が所属する企業や同僚に知られ、その結果今後動画を上げる事が難しくなる事です。
そうでなくてもネット上に自分の顔を出す事と言うのはとても怖い事ではありますが、悩んだ結果、最悪の場合はチャンネルを閉鎖する覚悟でドラ吉はネコ吉の命を救う為に顔を出して皆さんにお願いをする決心をしました。
元気に育ってくれたネコ吉
世の中には心優しい方はいるもので、ドラ吉の問いかけにとても多くの方々が知恵を貸してくれました。
これには本当に感動しました。
突然予告なく顔出しをしたのでビックリされた方もいたようですが、多くの方々のご助言を受け、おかげさまで現在もネコ吉は元気にすくすくと育っています。
生後6ヶ月頃と思われる時期に避妊手術も無事に済ませる事が出来て、ドラ吉と一緒にネコ吉の成長を見守ってくれた方々には本当に感謝の気持ちで一杯です!
この場を借りてお礼申し上げます!
ただ、ネコ吉の猫生はまだ始まったばかりです!
今後も元気に楽しい毎日を送ってくれる事を願うばかりです!