帰って来たサブ吉!
TNRの後ずっと気がかりだったサブ吉、昨日ついにその姿を確認する事が出来ました!
その後のサブ吉の姿については家族も目撃していましたし、ご飯も毎日しっかり食べている形跡もあると聞いていたので毎日来てくれてはいるものと思っていましたが、実際にこの目でサブ吉の元気な姿を確認出来た瞬間は、ドラ吉も心の底からほっとして思わず涙が出そうになりました(´;ω;`)
その久しぶりのサブ吉ですが、最初にコチラをじっと見つめ、なんかドラ吉には心配して下さった皆さんにサブ吉がお礼を言っているようにも見えました♪
そしてドラ吉はサブ吉がボス吉村を出るまでずっと観察をしましたが、サブ吉に特に変わった様子は無く、キョロキョロ回りを警戒しながらご飯を食べる姿も手術前となんら変わりません。
本当に元気そうで良かったです♪
それでは今日の動画で、久しぶりに姿を見せてくれたサブ吉の様子をご覧ください♪
ご視聴ありがとうございました♪
ご飯を食べるといつものようにすぐに林の中へ消えて行ったサブ吉。
サブ吉とボス吉はいつも同じ場所からやって来るのでまたいつ鉢合わせるか分かりませんが、ボス吉のTNRが成功したら少しは攻撃的な性格が和らいで、サブ吉と仲良くなってくれないものでしょうか(^-^;
ボス吉はその攻撃的な性格から多分オスだとは思うのですが、去勢をする事によって性格が変わり、以前よりも大人しくなったと言うお話も良く聞きますので、その点についてはドラ吉も非常に期待する所でもありますし、ボス吉には是非ツッパリ系を卒業して欲しいと言うのが本音です。
そう言えば最近「一斉TNR」と言う言葉を良くネットで目にしますが、あれはドラ吉的にはいろんな意味で凄い活動だと思います。
ドラ吉実際にサブ吉のTNRを行って思ったのですが、たった一匹の猫に行っただけでも実はかなり自分自身も精神的なダメージを受けたような気がしています。
もちろん実際に精神的、肉体的なダメージを受けたのはサブ吉の方なので、それをドラ吉の方もと言ってしまったら怒られるかもしれませんが、自分の意思で動物の大切な体の一部を切除し、傷を付けてしまった事については深い罪悪感を感じてしまい、TNRの前後はずっと胃が痛くて、リアルに毎日正露丸を飲んでいた位です。
今回サブ吉の元気な姿を確認出来てとてもほっとしましたが、しかしそれで完全に気持ちが楽になったかと言うと、なかなかそうはならないのです‥。
ドラ吉も動物の大事な体に傷を付ける事は決して本意ではありません。
それでも、一番大切なのはやはり動物の命そのものです。
かけがえのない命を救う為に、TNRは最善の策なのです。
そしてこう言った思いを乗り越え、これまでTNRで多くの猫ちゃんの命を救って来た方々には、ドラ吉も深い尊敬と敬意の念を抱いています。
一斉TNR、とても大変だと思いますが、本当に素晴らしい活動だと思います。
あっ、それから一つあるコメントが目に留まり、誤解のないようにしておきたいのですが、ドラ吉は実際に殺処分を行っている行政について、批判的な意思を持っている訳ではありません。
制度に基づいて実際にそれを行わなければならない方の心労は、きっと計り知れないものだと思います。
もしドラ吉の認識が誤っていたら記事を訂正しますが、野良犬の場合はただ(リード等を付けずに自由に)街中を歩いていただけでも保健所等へ収容される対象になると聞いた事がありますが、一方猫の場合はそのような制度が無く、その辺を自由に歩いていても、ただそれだけでは保健所等へ収容されると言う事はないそうです。
それではなぜ日々多くの猫が保健所へ収容され、殺処分されてしまうのか。
それは単に人間側の「依頼」があるからです。
ドラ吉は問題なのは実際に殺処分を行う行政と言うよりも、そう言った依頼を行う人があまりにも多い現状の方だと思っているのです。
あっ、ここでまた誤解のないようにしておきますが、ドラ吉は決して保健所等へ収容されてしまった犬猫について、殺処分は仕方ないと思っている訳ではありません。
しかし、行政に対して殺処分をするなと言っても、それは無茶と言うものです。
ドラ吉仕事の癖か、何でも直ぐに現実的に問題として起こりうる事を考えてしまう所があるのですが、仮に保健所等へ収容される日本中の犬猫を殺処分せずに終生生かすとした場合、その想像もつかないような莫大な費用を寄付だけでまかなうのはとても難しいと思います。
現代人はみんな自分自身が生きていくだけでいっぱいいっぱいなのです。
それではその費用を、皆様が苦労して働いて収めた税金から支出するとした場合はどうでしょうか。
ドラ吉個人はもちろんOKですが、果たしてそれをどの位の割合の方が賛成してくれるでしょうか‥。
そしてそれ以前に、年間約13万匹ずつ増えていく犬猫を、衛生面、環境面とも問題なく飼育出来る施設を作れるでしょうか‥。
更に個人的に最も懸念となるのが、保健所等へ犬猫が収容されてもその命が保証された場合、更に気軽に保健所等へペットを持ち込んだり、依頼をする人が増えてしまうのではないでしょうか‥。
もしかすると、ファッション感覚でペットを取り替える人も出て来てしまうかもしれません。
そんな訳で殺処分をしてしまう事はもちろん問題ではありますが、しなければしないでまた様々な問題も出て来るのではないかとドラ吉は想像していて、だからこそ最も重要なのは、保健所等へ収容される犬猫の数自体を減らしていく事だと思っています。
そしてその為にドラ吉自身が出来る事、それがTNRを広める事と、動画を通して命の大切さを伝え、少しでも人々の動物の命に対する意識を変えて行く事だと考えているのです。
と言う訳で、あまり重い話が続くと皆様の気持ちを暗くしてしまうのでこの辺にさせて頂きますが、今日の動画に「つづく」が入っていなかったのは、「裏庭ニャンズ、TNRの記録」は現在進行形で進んでいて、今のところこの先のご報告する内容が無いからです。
次回はまたネコ吉動画になりますが、またボス吉村に進展があった場合はそちらもご報告します。
それではまた♪