廃墟のリフォーム#12 ロフトベッド制作【鬼目ナット接合】

廃墟のリフォーム#12 ロフトベッド制作【鬼目ナット接合】

 

前回は家具店で購入したダイニングテーブルと長椅子を組み合わせ、ずっと憧れだったL型のPCデスクを作りましたが、これでようやく仕事がしやすくなる半面、そのPCデスクは大きいので、かなり場所を取ります。

 

そこで今回の作業では、部屋の空間を有効的に活用する為、デスク上に設置するロフトベッド制作を行いました。

 

ロフトベッドは過去に一度パイプとクランプで作った事はありますが、完全に木製で作るのは今回が初めてで、家具製作に関しては知識も経験も持っていないので、とりあえずまず初めに家具店で売っている2段ベッドを見に行く事に‥。(ロフトベッドはなかなか売っていないので)

 

 

 

 

構造はだいたい見れば分かりますが、やはり市販の二段ベッドは値段や重量を抑える為に、使用している木材も必要最低限と言う感じで、見るからに強度も低いです。

 

そしてこれらを参考に自分なりにアレンジしてロフトベッドにし、十分な強度を持たせる為にはどんな材料を使ってどうすれば良いか、結構考えましたが、実はもう材料の切り出しや加工などは4月からやっていて、その後しばらく多忙で作業は中断していましたが、5月に入って再び再開。

 

現在は完成間際の所でまた一時中断していますが、今日はそんなロフトベッド制作初回の様子をご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ご視聴有難うございました。

 

 

 

そんな訳で、まずは柱に垂直な穴あけを行う為に購入した新アイテムがこちら↓

 


 

「スターエム ドリルスタンド 50A」と言うもので、もちろん卓上ボール盤に比べれば精度は落ちますが、さすがにフリーハンドよりは垂直に近い穴が掘れるので、癖させ掴めば場面によってはそこそこ使えます。

 

それなら初めから卓上ボール盤を買え!と言われるかもですが、そっちはそっちで値段が高い、場所を取る、めちゃくちゃ重いので持ち上げて使う事が出来ないなどのデメリットがありますし、通常薄い板くらいの材料ならそこまでの精度は必要ない場合がほとんどなので、今の所ドラ吉DIYでは導入しても邪魔なだけで、宝の持ち腐れになりそうですw

 

 

それで木材の接合をする際は、いつもならビスや金具を使う事が多いですが、さすがに人間が上に乗るような物で接合がビスでは心許ないので、今回ロフトベッドを制作する為に初めて使ったのがこちらの鬼目ナット。

 


 

 

前回の動画でもテーブル脚を買った際に鬼目ナットが付属で付いて来て、テーブルの厚みが足りなかった事で結局使えませんでしたが、鬼目ナットにも色々と種類があり、動画で使ったのは「Eタイプ」と呼ばれるものです。

 

 

最初に下穴を開けてから、6角でねじ込むように取り付けるのですが、これを使えばナットが使えないような場面でもボルトを固定する事が出来て、ボルトでの接合はビスに比べて格段に強度が高いので、今回のようなベッドなどの家具製作では大変重宝するアイテムなのです。

 

 

 

ただ、多分動画で見る印象よりも鬼目ナットの取り付けは結構難しいので、おそらく、それなりにDIY慣れしている人でなければ、最初のうちはボルトが入らなかったり、入っても鬼目ナットが空回りしてしまって、ボルトが締められなかったりするかもしれません。

 

特に一つの材料で複数の鬼目ナットを使う場合だと正確な取り付けや穴あけが必要になるので、それなりにコツが要ります。

 

鬼目ナットとボルトの位置が1oずれたら、もうボルトが鬼目ナットに入っていきませんから、ボルトを通す穴はボルトの径ピッタリで開けるよりも、若干大きめにあけるとボルトが入りやすいです。

 

あとはやりたい人がいれば、自分で実際に使ってみて経験する事が一番ですが、今回この鬼目ナットの使い方を覚えられた事で今後の作品の幅が広がり、とても良かったです(^^)

 

と言う訳で今回の作業で作れたのはここまで。

 

 

あっ、ちなみになんですが、DIYの動画はDIY好きの人が視聴した場合に、ある程度どのように作っているのかが分かるように動画を作りたいと考えています。

 

例えば自分がDIYの動画を見た場合、ダイジェストのように完成までが短くまとめられていると、肝心な部分がどのような構造でどう作られているのかが全然分からないので参考にならず、ネットに上がっているDIY系のコンテンツはそう言ったものばかりなので、いつも何か作りたい物がある時に欲しい情報が手に入らなくて、これまでのリフォーム作業や以前制作したキャットウォークなんかもそうなんですが、毎回とても苦労するのです。

 

DIYをやらない人から見れば余計な説明は不要で、すぐに完成だけ見たいと思われるかもしれませんが、一応ドラ吉DIYでは部分的にじっくり見せたり解説したりと言うスタイルで完成までの様子をお見せしていきたいので、なかなか動画1本では完結出来ない事が多いですが、その辺はそう言うこだわりを持った人なんだと思って大目に見てください(^^;)

 

 

それではこの続きはまた次回の動画でお送りします。

 

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