台風で吹き飛んだ物置波板の張り替え
昨夜の事ですが、そろそろ寝ようと思い、ロフトに上がって布団に入り電気を消すと、しばらくして何かがそっと上がってくる気配を感じました。
その何かと言うのはネコ吉なんですが、ネコ吉はロフトに上がると横になっている僕の体の周りをゆっくりと歩いて行き、足元から頭を回って再び足元の方へ来た所で、突然暗闇の中聞こえて来た「ゲッコ、ゲッコ、ゲッコ‥」の音!!
そう、それは猫が毛玉を吐き出す時の前兆の音なんですが、ネコ吉の場合はだいたいゲッコ、ゲッコが始まってから5〜6秒で吐き出す事が多いので、「ネコ吉ちょっと待ってーー!!」と布団から飛び起きてネコ吉を抱きかかえ、慌てて床に下ろした瞬間‥
ボエーー!!
まさに間一髪でしたが、危うく寝ている体の上に出される所でした‥(;゚Д゚)
多分ハシゴでも間に合わなかったと思うので、やっぱり階段にしておいて良かったな〜っと思った瞬間でした。
さて、今回は先日ショート動画の方でお送りした台風19号に関するアナザーストーリーです。
猫部屋の窓の向こうにあるこちらの物置。
ご覧の通りこの物置は、先月こちらの地域を直撃した台風15号で屋根(波板)の一部が吹き飛ばされてしまいましたが、実は当初、特に修理などをするつもりはありませんでした。
と言うのもこの物置と後ろにある離れは、駐車スペースの拡張に伴う工事で解体する可能性があり‥と言っても現在家の中のリフォームでそちらまで手が回らず保留にしていますが、いずれにしてもせっかく張り替えた所で場合によっては無駄になるかもしれないので、予定がハッキリするまでは直さなくていいや‥と考えていたのです。
‥が、しかし、その後発生した巨大な台風19号がこちらへやって来る可能性が濃厚となり、このままだと破損した部分から更に屋根が吹き飛ばされていき、もしもそれが他の家や車などに当たってしまうと大ごとなので、今回は急遽、壊れた部分の張り替えを行う事にしたのでした。
施工は台風上陸3日前の夜に決め、すぐに閉店間際のホームセンターへ駆け込み、ガラスネット波板等の材料を購入。
翌日の早朝にしか作業出来る時間が無かったので、出来るだけ音を出さないよう、静かに工事を行いました。(ポリカフックと言うもので波板を止めていくだけなので、大きな音は出ません。)
もしかしたら皆さんの中でも、同じように台風で物置の波板が飛ばされてしまったと言う方もいるかもしれませんが、波板の張り替えは全然難しい作業ではありませんので、高い修理代を払って業者さんに依頼をする前に、是非参考までに一度この動画をご覧になってみて下さい。
ご視聴有難うございました。
そんな訳で台風19号の接近により、急遽張り替えを行った物置の屋根。
普段やっている木工のDIYに比べれば今回の作業は大分簡単ですが、やはり屋根に乗って作業をする必要がある場合だと少々危険もあります。
今回のように屋根の真ん中だけでなく、屋根全体を交換する場合の方が、横から脚立で体を出す事が出来るので逆にやりやすかったりするのですが、屋根に上がって作業をする場合は、下地の無い所を踏んでしまうと波板が割れて落下する可能性もありますので、もし自分でやられる方がいたら、それだけは本当に気を付けて下さい。
それから波板の形状は山谷山谷の連続ですが、当然空から降った雨は谷に流れ、そのまま低い方へ落ちていきますので、波板を止めるのに谷の部分に穴あけをしてしまうと、そこから雨が漏れ出す事になります。
従って波板を止める際は必ず山の部分に穴を開け、波板用のフックや、下地が木材の場合はこのような波板釘などを使って固定します。
波板釘は傘の部分が連結されているので、一つ一つちぎって玄能などで叩いて入れますが、叩き過ぎると山を潰したり、波板が割れたりするので加減に注意です。
また、フックも種類(材質)やサイズ(長さ)があるので、今回のようなケースであれば、元々ついているフックを一つ取ってサイズを測れば間違いがありません。
波板に穴を開ける際はこちらの横滑り防止具(ガイド)を使い、
波板をカットする必要がある場合はこのような波板ハサミを使います。
フックや釘のスパンは短ければ短いほどよりしっかりと固定出来ますが、3山おきくらいに止めておけば特に問題なく、左右の波板を重ねる際は、必ず端が下を向いている方を上にして重ねて下さい。
↓さすがにこれはちょっとあり得ないので、今度ハウスメーカーの人が来たら聞いてみようと思っています。。。
以上、今回は波板交換についてのDIYをお送りしましたが、実は台風15号で壊れたのは物置の屋根だけではなく、もう一つあるので、次回はそちらの修理に関する動画をお送りします。
オリジナルで考えた面白いアイデアもあるので、是非次のDIY修理動画も見て下さい(^^)
それでは。
いつも応援有難うございます!