ネコ吉部屋リニューアル工事開始
なかなかブログの更新がままならず、いつも訪問してくれている方には本当に申し訳ありません。
ここしばらくドラ吉はネコ吉部屋のリニューアル工事に伴い、何度もホームセンターをハシゴして部材を見に行ったり、ネコ吉部屋でじーっと壁を見つめて設計を考えたりしていたのですが、この度ようやくその作業を開始する事が出来ましたので、今日はそんなネコ吉部屋のリニューアル工事について、動画をお送りしたいと思います。
まず、具体的に今回ネコ吉部屋でどのようなDIYをするのかと言うと、一言で言えばキャットウォーク制作です。
壁面にいくつものキャットウォークを作る事によって、現在よりももっと立体的な空間移動が出来るようになればと言う構想ですが、実はこの計画はネコ吉が現在のお部屋に引っ越して来た当時から考えていた事で、何故これまでやれなかったのかと言うと、とても難しく大変時間の掛かる作業だからです。
キャットウォークの制作にはいくつか方法がありますが、今回行うのは壁に直接取り付ける方法です。
壁に穴を開けるのが嫌な方には向きませんが、見た目としてはこれが一番スッキリ見えます。
おそらくDIYに興味が無い方でも皆さんご存知だとは思いますが、部屋の壁と言うのは何処でもネジが打てる訳ではありません。
工法にもよりますが、通常は石膏ボードの裏に柱や間柱等の木材が入っている部分があるので、そのような「下地」のある場所を探してネジを打たなければ、上手く固定する事が出来ないのです。
この壁裏の下地探しはDIYマニアのドラ吉も今回初めて挑戦した作業になりましたが、実際にやってみると想像以上に難しく、ある程度建築に知識があって、「ここに柱があって、この辺に間柱があるはずだ」と言うイメージが出来ないと、なかなか正確な下地の探索は難しいなと感じました。
が、しかし、下地の位置が分からなければ、キャットウォークの設置はもちろんの事、設計すら出来ません。
どんなサイズの部材が使えて、どのような方法で壁に固定出来るかが分からないですからね(^-^;
とりあえず今日の動画では壁裏の下地探し、それから一部キャットウォークの仮設置までを行いましたが、そんな作業の様子をどうぞご覧ください。
ご視聴有難うございました。
そんな訳でとりあえずキャットウォークを固定するのに必要な下地位置の特定と、タワー上の仮設置までが完了。
胴縁など横方向に入っている下地は深さ1p、そして間柱など縦に入っている下地は深さ3pの所にありましたが、縦の下地はセンサーが反応せず、補強の為斜めに入っている筋交いには反応してしまうような状態でしたので、下地探索も慣れるまではなかなか壁裏のイメージが出来ず、この日ほどスケスケ眼鏡が欲しいと思った事はありませんでした‥。←下ネタではありません!
それと最大の誤算だったのが、やはり最後の棚受けに板を乗せる所。
間柱は455oピッチで入っていますし、当然中の石膏ボードだって同じ規格で間柱に打ち付けられている訳ですので、規格通り6尺の板ならピッタリ取り付けられるはずだと考えていたのですが、実際にやってみるとこの通り‥。
間柱の厚みは30oなので、棚受けの幅などを考慮して予め良く考えていれば、こうなる事は事前に予測出来た訳なんですが、まあ、また一つ勉強になりましたw
とりあえず見た目を気にしなければこのままでも強度的には問題ないですが、パイン集成で6尺以上の長さは売っていないので、ダボ継ぎなどでジョイントが出来れば、それで対応しようと思います。
で、他の壁面の設計に関しては、もうめちゃめちゃ悩みました。
頭から湯気が出るほど考えましたが、一応誰かしらご提案があると思うので先に言わせて頂くと、ガラスやアクリルを使ったキャットウォーク、それから吊り橋等を作る予定はありません。
ネコ吉の場合はおそらく吊り橋等だと渡れないですし、ガラスやアクリルは光を反射するので撮影上困るからです。
また、天空ネコ吉橋では、飾り気を出すのに全く必要性のない手すり等を付けてみた所、逆に橋を渡るネコ吉の姿が見えづらくなってしまったと言うのがあるので、その教訓を活かして今回は本当にシンプルに作ります。
次の作業がいつ出来るかはまだ分かりませんが、また作業が進みましたら追ってご報告をさせて頂きます。
それでは。
いつも応援有難うございます!