ドラ吉DIY新兵器、マキタジョイントカッター
遅くなりましたが今日はネコ吉部屋壁面キャットウォーク制作の続きをお送りします。
まず、今回作業を行ったのはこちらのタワー横の壁です。
一応イメージとしては猫達がこの壁を下から登って行けるように板を取り付け、ここから他の壁面へ移動出来るようにと言う構想ですが、言わばこの場所はキャットウォークのスタート地点となる訳です。
しかし、どうやって上まで登れるような板の配置にするか、どのように十分な強度を持たせて板を固定するかと言うのは、結構難しくてそれなりに考えさせられました。
と言うのも、良くこちらの壁面の写真を見て頂きたいのですが、壁の隅(角)部分には、棚受けを固定出来るような縦の下地が通っていません。
いや、正確に言えば部屋の隅に柱は立っていますが、その柱は構造上、直接壁に面している訳ではないのです。
さらに、水平方向に入っている下地(胴縁)も左右の壁で高さが違います。
そこで今回は間柱だけではなく、胴縁の部分も上手く使って固定出来るように設計をしましたが、作業の途中、先日導入したばかりのあの道具をついに発始動!
DIYマニアの中でもこれを持っている人はほとんどいないであろう、超マニアックな電動工具です。
ちなみに本日の動画ですが、本当はタワー横の壁面の完成までを一挙にお送りするつもりでしたが、どうしても内容的に1本で作る事が難しく、1本の動画を作るのに2〜3週間かかるようだとちょっといつまでたっても進まないので、申し訳ないですが都合上途中で切って2本にしています。
2本目の動画もだいたい出来ているので比較的すぐに公開出来ると思いますので、とりあえず今日はタワー横の壁面キャットウォーク制作の前編をご覧ください。
ご視聴有難うございました。
そんな訳で新しい電動工具の導入はかなり久しぶりでしたが、今回初開封&初お披露目したドラ吉DIYの新たな武器がこちらのマキタ ジョイントカッター!
少し前にTV番組で、モデルの森泉さんの新居にウォークインクローゼットを作ると言う企画をやっていたのですが、その時に建具屋さんが使っていたのを拝見し、「こんな便利な電動工具があったのか!」と衝撃を受け、即購入を決めました。
よほどのマニアか木工に関する特別な仕事をしている人でない限り、まず普通の人には興味を持たれないであろう商品なので、ホームセンター等の店頭でお目に掛かる事はまずないと思いますが、このマキタのジョイントカッターにはバッテリー式とコード式があり、コード式は輸入品で約3万3千円。
日本語の説明書がついた国内品だと4万円ちょっとします。
見た目や構造はディスクグラインダーに似ていますが、ビスケットの溝切加工以外には全く使い回しがきかない特殊なアイテムなので、購入を検討するのであれば、果たしてこれを使う機会が値段に見合う位あるのかを良く考える必要があります。
それで今回このジョイントカッターを初めて使った感想ですが、一応カメラを回しているので出来るだけ感情を押しころしてはいたものの、内心激しく感動してしまいました(^-^;
精度も素晴らしく、もうとにかく気に入りました!
ちなみに溝切加工をした後に使用する、別売りのビスケットがこちら。
「こんなに薄っぺらい木片で大丈夫なの?すぐに折れるんじゃないの?」と心配に思う人もいるかもしれないですが、もちろんこれはジョイントをする為の専用のビスケットなので強度は抜群ですし、ボンドで膨らむので、かなりガッチリと接合する事が出来ました。
そんな感じで今日はほぼほぼジョイントカッターと言う電動工具の紹介みたいになってしまいましたが、次回はタワー横の壁面の完成までの様子を一挙にお送りします。
それでは。
いつも応援有難うございます!